ましめも

技術系メモ

Amazon CloudFrontを使ってみた

Amazon CloudFrontってなに

f:id:mashijp:20130114230342p:plain
http://aws.amazon.com/jp/cloudfront/
(語弊がありそうだけど)簡単に書くとキャッシュサーバ。
配信サーバ(Originと呼ばれる)のデータをキャッシュし、クライアントに効率的に配信する。日本やアメリカ、ヨーロッパなどにサーバがあり、クライアントの地理的条件に応じて使用するサーバを選択するので、レイテンシも小さい。

作成の仕方

アカウント登録した後は超カンタンだった!(といってもそのアカウント登録に時間がかかったんだけど…)

1. Account ConsoleのCloudFrontにアクセス
Create Distributionを押すと次の画面がでてくる
f:id:mashijp:20130114224803p:plain
今回は静的ファイルを配信したいのでDownloadを選択。

2. Originサーバの設定をする
f:id:mashijp:20130114224804p:plain
配信元のドメイン名をOrigin Domainに入力。

3. (必要なら)CNAMEの設定もする
標準だと"fugahogefuga.cloudfront.net"のようなドメイン名がふられるのだが、自分のドメイン名に設定することができる。
f:id:mashijp:20130114224800p:plain
やりたいならCNAMEに"example.mashijp.net"等を追加。

これで終わり。簡単。(CNAME設定したい場合は、作成後ドメイン名がふられるのでそれに対するCNAMEレコードを追加する)

料金は?

http://aws.amazon.com/jp/cloudfront/pricing/ にも書かれている通り、リクエスト数・転送量に応じた従量課金制。つまり、青天井です。DoSられるといくらでも料金がかかるのではという不安が常に押し寄せます。

何に使うの?

静的ファイル配信に便利なんじゃないかなあ、と思ったり。急激にアクセスが来た場合(or 見込まれる場合)は使うと良さそう。